W不倫の生活は2年で幕を閉じました

W不倫の生活は2年で幕を閉じました

浮気の証拠

 

何年か前に、昼顔という不倫ドラマが話題になったことがありましたよね。
私はそのドラマが放送されている時、ヒヤヒヤして平常心ではいられませんでした。
その理由は、私自身がドラマと同じようにW不倫をしていたからです。
夫は鈍感なので、まさか私が浮気をしているだなんて夢にも思っていないでしょう。
しかしあのようなドラマが放送されてしまうと、いくら鈍感とはいえ自分の妻は浮気していないかと意識をするのが普通です。
挙動不審になったりはしませんが、やはりバレるのではないかというヒヤヒヤはありますね。
しかしそれよりも問題なのは相手の奥さんです。
浮気や不倫に敏感なのは、たいてい男性より女性ですからね。
うちの夫が気づかなくても、彼の奥さんが浮気に気付いて家に乗り込んでくる可能性もあります。
彼と二人きりで過ごす時間は幸せなのですが、常に背徳感のような感情に付きまとわれていました。
そして結局、私たちの不倫生活は2年で幕を閉じたのです。
彼に対する愛が薄れてきたのも感じましたし、このままずっと不倫を続けるのは無理だというのも感じていました。
それに夫を騙しているという罪悪感に耐えられなくなったのです。
今はもうその彼とは一切連絡を取っていません。

 

気が付けば幼なじみとW不倫してました

先日の日曜日に、町内の運動会がありました。私は実行委員の一人として、準備から後片付けまで担当しました。
町内と言っても田舎なものですから広範囲の地区から、それぞれの委員が集まっての作業でした。
無事終了し、各地区の委員が集まって、慰労会が居酒屋で開かれました。
各委員が自己紹介をしていったのですが、その中に中学時代の同級生のY子がいました。
当時は互いに言葉は交わしていましたが、特別親交が深かったわけでもありませんでした。
しかし私達の卒業した中学校は、時代の流れの中で統廃合され、残念ながら現在はなくなっていましたので、お互い懐かしい思いで昔の戦友に会ったような感じで、語り合いました。二人とも50歳をこえて、子供も大きくなっていましたが、Y子は昔の面影がはっきりと残っていました。

 

当時の他愛もない話が非常に心地よく、互いに杯を酌み交わし、話題はつきませんでした。やがて会もお開きとなり、帰る方向が同じ二人は酔い覚ましに一緒に歩いて帰りはじめました。ところが私自身に魔が差し、途中、ラブホテルの横を通ったときに、誰も周りにいないことをいいことに、強引にY子をホテルに押し込みました。Y子はびっくりして、抵抗しようとしましたが酔いもあり、私にホテルの中まで押し込まれました。
「いい年こいて何するの」とY子は怒りましたが、今出ていけば、他の誰かと鉢合わせするかもしれないと言ってしばらくじっとしていました。
私は連れ込んだ手前、このまま帰すとカッコ悪いと思い、Y子をだきしめキスをしました。あれほど怒っていたのにキスはあっさりと受け付けてくれました。
その後は部屋に入り、二人で抱き合いました。Y子にとって浮気は初めてだったようです。
私自身は何度か浮気していることをY子に打ち明けると、逆にそういう遊び人の方が安心できると喜んでくれました。